全国5位1,625kmの海岸線をもつ愛媛県は、東部に臨海工業地帯が発達しています。中部の松山市とその近郊地域は政治経済の中心、南部は活力ある果樹園芸・水産基地として特徴づけられています。全国トップクラスの生産量を誇るみかんを中心とした柑橘栽培のほか、全国有数の生産地として知られる真珠や魚類の養殖などの産業があります。西瀬戸自動車道や高速道路網の着実な整備、成長著しいアジア地域との交流の促進等を軸に、国際性のある豊かな広域交流圏が形成されつつあり、県下54港のうち、松山港、三島川之江港などの港湾では、その役割がますます重要になっています。
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